ここまでは、
事務系の人は、どのような部門に配属されるかわからないですよ…
幸い、希望していた部門に配属になっても、事務系の人は、どのような部門に配属されるかわからないですよ…
担当となった仕事が予想と180度違っていたりするかもしれないし、
そこの業績が振るわなければ、損をすることも…
といったような話をしました。
そういった観点から申しますと、
事務系があまり仕事内容にこだわるのは、よろしくない…
と思っています。
と思っています。
広告制作の仕事をやりたいと思って広告代理店に入っても、
営業に配属になる。
ところが、実際に営業の仕事をしてみると、性にあっているし、
とてもやりがいがあって、面白いと感じるかもしれませんしね。
ですから、
入りたい会社の商品やサービスに誇りを持てるかどうかで、
入りたい会社の商品やサービスに誇りを持てるかどうかで、
就社先を選べばいいよ…と、私は、アドバイスしています。
自分の会社にプライドを持てれば、
どんな仕事をしていても、やりがいは感じられる
ものなんだと思います。
ものなんだと思います。
さて、その話が、なんで、この章のタイトルである
「若い時はどこに勤務してもいいけど、将来は転職せずに地元に帰りたい…」に関係してくるの…? ということですね。
若い時はどこに勤務してもいいけど、将来は転職せずに地元に帰りたい…と
漠然と考えている人は、ものすごく多いですね。
私が主宰していた会の会員の中で、
この種の相談が一番多かったと言っても過言ではありません。
実際にお話してみると、ずう~っと東京にいたいと思っている人は、
思うほど多くはありません。
一例ですが、大きい会社(メーカー)に入ると、
各地に工場や研究所を持っています。
そこは、ひとつの完結した事業所である場合が多いので、
多かれ、少なかれ、事務系、技術系を問わず、仕事はあります。
渡辺和彦さん(仮名)は、企業規模の大きいメーカーに入社しました。
営業を志望していたのですが、配属は本社の総務課でした。
そこでは社内の物品管理の仕事を担当し、
2年後に異動、次に会計の仕事を2年、
その後人事で福利厚生を3年担当して、2年後に異動、次に会計の仕事を2年、
そろそろ30歳になろうかと、そんな年齢になりました。
渡辺和彦さんには、同郷の地方都市に同じ高校の後輩で付き合っている彼女がおり、
そろそろ結婚したいと考えています。
会社には、愛着を持っており、このまま勤務したいと思っています。
出身の地方都市には、
所属する会社の製造の一部を担っている子会社があります。
所属する会社の製造の一部を担っている子会社があります。
結婚後は、相手の家庭の事情で、
どうしても、その地方都市に戻らなければなりません。
どうしても、その地方都市に戻らなければなりません。
そのとき、渡辺和彦さんは、どのように行動すべきでしょうか。