いろいろな人が世の中にはいて、
いろいろな特徴を持ち、いろいろな特技を持っています。
就職先選択の基本は、
ブランドの選択であるという話を前にしましたよね。
就社として、就職を考え、その時の柱とする考えは、
好きなブランドである…と。
で、好きなブランドをいくつか挙げ、
徹底的に好きなブランドについて、
なぜ好きなのだろうか…と考えます。
いろいろと理由が出てきます。
単純にロゴマークがカッコいい、
あの靴のデザインがいい、
バッグの色使いがいい、
あの飲み物の味がいい、
というような単純な理由もあるでしょう。
小さい頃からこの楽器を使い続けていて、
そのメーカーがここなのよ、なんてこともあるでしょう。
そうやって、ここを受けてみよう...
なんてことで数社が候補に挙がりましたら、
次には、そこで何をやりたいかを考えなくてはなりません。
前にも、何をやりたいかを考える前に、
どこに入りたいのかが重要であると述べました。
ですから、どこに入りたいかが見えてきたら、
次は、「そこで」何をやりたいのかを考えるわけです。
なぜなら、面接では100%、
なにをやりたいかについて、
その理由とともに質問されるからです。
そこで、キーになるのは自身の性格です。
そのことに、
けっこう、自分自身では気づいていない場合が多いですね。
180度、
自分の意識と異なっている場合さえあるのです。
たとえば、笑顔。
面接っていうのは、簡単にいうと、
「私(面接官)、この人と一緒に働きたいなぁ」と
思わせることができれば、OKということでなんですが、
自然体での笑顔は、その際、強力な武器となります。
友人や、親戚のおばさんに、
「〇〇ちゃんの笑顔って、和ませるよね~」
なんて言われたことある人は、
すでに、武器を身につけているわけですね。
あとは、緊張する場面でも
その笑顔を自然に出せるようにすればよいのです。
(でも、それって、けっこう難しいんですけどね)
友人に、「私の性格って、どうだと思う?」
って聞いてみるのが、手っ取り早いです。
そして、多く挙がった性格を
面接官が好印象を抱きそうなコトに結びつけることが
できるかどうかが大切なことになります。
たとえば、几帳面。
これは、どのような職種でも重宝される性格ですが、
これだけでは、もしかしたら、
暗いのかなとか、
性格きついのかなとか、
内向的かも、
という疑いも、反面性として、
面接官の心に芽生えています。
そこで、もうひとつ、
楽観的という特徴も挙げることにしますと、
「ほう、明るい性格なんだ...」と、
疑念は払拭される方向に作用します。
但し、几帳面、楽観的というからには、
そういえるエピソードを短く、
できればユーモアまじえて、
コメントできるようにしておかなければなりません。
面接官に、
この人と仕事一緒にしたいなぁって
思ってもらうためには、ここがポイントです。