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このブログは就職専門のブログです。 今後も、宣伝・広告の類は一切載せませんので、学校関係の方は、安心して学生にお薦めください。

2012年11月20日火曜日

就職成功の黄金律―35 3年働く意味の無い会社

就職はしたけれども、
聞いていた話と仕事内容が全く違っていて、
やっていることも、
ひどい会社だったので、辞めたい…、
3年も我慢できません…
というメールをいただきました。

どうも小学生用家庭学習の
教材を販売している会社のようで、
仕事の内容は飛び込みセールスです。

ある特定の地区に
セールス担当者を複数名をクルマで連れて行き、
クルマ停車位置に何時に集合と約束して、
戸別訪問をやるそうです。

担当地区割と対象者リストを事前に配付しておいて、
徹底的なローラー作戦を展開するわけです。

その仕事を担当している人は、
書籍、教材の編集ということで入社したのですが、
研修という名を借りた営業ですね。

道義的な点を除外して考えれば、
私自身は、悪いことだとは思いません。

研修の期間が半年程度と約束されていて、
昨年度の新入社員も半年後に当初の約束どおり、
編集の仕事に配属されているのであれば、
それはそれで、
世間の厳しさを知る、
対象者の保護者と直に言葉を交わす等、
意味はあるのでしょうから。

とはいえ、
その人によれば、
この研修期間中に大半の人が辞めていくそうです。

私が考える問題点は2つです。

まずひとつは、
会社が、事前に採用内定を出す前に
こういった研修のことは説明していたか
ということです。

また、その人は内定をもらう前に、
研修の内容を確認していたか
ということです。

あと、新入社員の1年後、2年後の定着率とかも
確認しておくべきですね。

もうひとつは、
その会社の商品販路拡大策が、
戸別訪問以外に柱があり、
戸別訪問はあくまでも研修の位置づけとして
実施しているのかということです。

会社が、骨のあるやつを見極めるために、
本来、5人でいいところを50人採る会社もあります。

ですから、採用時点で、
45人は辞めてもいいと思っているんです。

ということで、
研修後の配属はきちんとしていることと、
柱となる販路をちゃんと持っていること、
この2つが確認できない限りは、
3年いる意味は、あまりない会社だと言えますね。

そのような場合は、早めに見切りをつけ、
第二新卒としての再就職活動に入りましょう。