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2012年10月22日月曜日

就職成功の黄金律―23 使ってはいけない言葉


「いちおう」、「とりあえず」というような言葉、
あなたは、その言葉に対して、
どのような印象を持っているでしょうか。

自分の持っている言葉の癖を、
この際、いろいろな人に指摘してもらって、
除去する「癖」を身につけましょう。

コミュニケーションをよくしようと思えば、
相手の言葉を聞くばかりでなく、
こちら側の意見も上手に伝えることも必要になります。

面接というシチュエーションにおいて、
聞く側は相手となる応募者の本音を聞き出そうと、
いろいろな角度から質問を投げかけてきますので、
上手な受け答えをすると、
面接する側の意図を汲み取ってくれる
理解力の高い人物であると判定されます。

逆に、質問の意図と異なる受け答えをすると、
その面接は、はっきり言って駄目に終わりますね。

質問者は、そういった状況を事前に知ったうえで、
わざと曖昧な質問をする場合があります。

その時、こういう意図で聞いているんだな…と、
勝手に判断して、
その思い込みで答えてしまうと、
いや、この質問は、そういう意味ではありません…
というふうにあしらわれてしまいます。

 
失礼ですが、ご質問の意味は、
こういう意味でしょうか…?
と確認したうえで答えるべきです。

質問者は、質
問はどのようにでも受け取れる問いかけをしているので、
その確認作業をしてくれたことに満足します。
 

要は、コミュニケーションが上手にとれるということは、
曖昧さを排除した意見交換が出来るかということです。

誤解しないでほしいのですが、
ここで言っている上手なコミュニケーションとは、
「人づきあい」という範疇とは異なります。

人づきあいの極意は、曖昧さにあります。

はっきり言い過ぎることは、
すっぽりと嵌まればいいのですが、
あまり上手に作用しないことが多いものです。

面接は、まずビジネスとしての意見交換ができるか…ですから、
曖昧さを指摘できる人物かどうかが大切なのですが、
転じて「世間」という場が対象となると、
はっきりモノを言い過ぎるのは損である場合が多いことも、
また事実なのです。

ですから、ビジネスの場においても、
曖昧さを許さないシビアな場だけでは駄目ですし、
だからといって曖昧さばかり前面に出していても駄目ですし、
そこの使い分けは、非常に大切な部分ですね。

ですから、先ほどの
「失礼ですが、ご質問の意味は、こういう意味でしょうか?」と
問いかけるときも、
このようなことをお聞きして本当に申し訳ないのですが…
ってな感じで、下手に出ると、
この人は道理も愛想もわかっている人だなぁ
と思ってもらえるんです。

「いちおう」と「とりあえず」同様、
「先ほども申し上げましたが」、
という言葉も避けたい一言ですね。

同じことを何度も言って申し訳ないのですが…、
と非がこちらに側にあるような言い方ができるかどうか
が、愛想の分かれ目なんです。

先ほども言いましたように…と言うと、
聞いていないあなたが悪いんですよ…、
と言っているのと同じなんですね。