文系大学４年生からです。
以下、相談内容概略。
内定を複数社より獲得。
たげど本当に入りたいと思える会社はない。
どないすればよろしいか…？
こういった相談です。
私から言わせれば、
どうして入りたいと思えない会社を受けたのか…？
と聞きたいところですが、
まぁしゃあないですわね。
本当に入りたいと思う会社には
ご縁がなかったんですな、きっと。
答えは簡単で、
入りたいと思える会社に受かるまで就職活動を続けなさい…
というのが、私のアドバイスです。
しかし、そういう会社から内定をもらえなかったら、
今、内定をもらっている会社に
なぜ、入りたくないのか、
もう一度考え直してみてください。
ブラックという噂がたっているような企業は
火の無いところに煙は立たずで、
避けるにこしたことはありませんが、
どんな立派な会社であっても、
大がかりなリストラやったりするときは、
大なり小なりブラック的なことはやっています。
ですから、妙な噂や思い込みによって、
入りたくないと思っているのであれば、
それは、もったいない話です。
マリッジ・ブルーのように、
ただ単に新たなステージに移行することが、
不安なだけかもしれません。
現に、私の関わった人で、
似たような不安感に襲われていたケースもありましたが、
なんのことはない、
入社して、同期の仲間たちと楽しく研修を受け、
やる気を持って毎日働いているという人もいます。
ですから、もうひとつの私のアドバイスは、
どうしてもだめだったら、辞めればいいんだから...
と腹をくくって、入社してみたらどうでしょう、
ということです。
前にも言いましたが、
入った会社の商品やサービスに誇りを持てる…、
入った会社のブランドを高めるためなら
一所懸命になれる…
という会社に入社できれば、
それはベストです。しかし、その逆もあります。
入ってみて、いろいろと学んでいくうちに、
この会社のサービスって、
本当に、社会の役にたっているんだなぁと
誇りを持つケースも、これまで多く見てきています。
どうせ転職するんだから…
という気持ちで働いていては、
ビジネス・スキルが修得できません。
会社のため、
そして自分のために本気で働いて初めて、
スキルは身につくのです。
ですから、最初からどうせ転職…
という気持ちの人は、
その後の転職もうまく行く可能性は低くなります。
本当に入りたかった、
入社できて嬉しい…
という気持ちで入った会社で、
バリバリやっていた人でもいろいろな壁にぶち当たって転職していくんです。
そういう人には、
身に沁みた実体験があるから、
転職の面接でも迫力がありますね。
それが
入りたくない会社で適当にやっていたなら、
転職のとき、ばれますよね。
ですから、
入りたくない会社であっても
入ったからには、バリバリやらなくてはいけません。