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2012年10月26日金曜日

就職成功の黄金律―25 愛想の効きめ

「あの人は愛想がいいよね」

この表現を耳にするとき、
悪い意味で言っている人はいないと思いますし、
聞く方としても、褒め言葉として聞いているのだと思います。

「愛想だけはいいよね」
これは、決して褒めてはいません。

愛想はいいんだけど、
性格は悪いんだとか、
評する人が、
評される人とのつきあいの中で得た情報や感覚を基に
「愛想だけはいいよね」と結論づけたわけです。

こうしたことから言えることは、
愛想は、その人を見た目、感じたフィーリングで
判断されてしまうということです。

「愛想は悪いんだけど、
 決して悪い人じゃないんだよね」
と評される人もいます。

これは、そう評する人の第一印象は
良くなかったにもかかわらず、
いろいろとおつきあいする中で
本当は、いい人なんだ...と
時間をかけて理解を深めていった
ということになるわけです。

ですから、
愛想は悪くても、理解者は現われるはずですし、
長い人生の中では、そうたいしたことはないと
いえることなのかもしれません。

しかし、
就職のための面接という限定の場面となると、
愛想の無さは命取りになります。

面接で、
いい人か、そうでもない人かは、
誰にもわかりません。

但し、
いい人である可能性が高いか、低いかは、
わかります。

その判断材料が「愛想」だというわけです。

短い時間での判断ですから、
やはり、
愛想のいい人には良い点数をつけたくなります。


人に親切で、親身になって相手の立場を尊重し、
やさしく接することができる人は、
必ず幸せになれます。

あの人って、いい人だなぁ…って思うとき、
あなたはどんなときですか。

明るく接してくれたとき、
笑顔で見つめ返してくれたとき、
こちらの言いたいことを
最後まで落ち着いて聞いてくれたとき…、

そしてなにより、
私のことを丁寧に扱ってくれたとき…、
いろいろとありますね。

 
そのとき、あなたを気持ちよくさせ、
なおかつ、
自分(あなたにとっては相手となる人のこと)を
よい人と思わせてしまう魔術が
「愛想」なんですね。

ところが、
世の中、媚びへつらい、慇懃無礼と、
受け取られてしまう人が大勢いるのは、
なぜでしょうか。

考えてみればあたりまえの話なのですが、
それは、その人が、
心のうわべで愛想をよくしようと思っても、
心の奥底から発する心情の吐露としての愛想ではありませんから、
相手に見抜かれてしまうんですね。

口は笑っているが、
目は笑っていないとか、
やはり、どこかに出てしまうんです。

ですから、極論を言えば、
真のホスピタリティを持たない人は、
愛想なんかせずに、
淡々とビジネスに徹した方がいいですよね。

そういう人にとって、愛想は、逆効果です。

やらないほうがよい。