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このブログは就職専門のブログです。 今後も、宣伝・広告の類は一切載せませんので、学校関係の方は、安心して学生にお薦めください。

2012年11月2日金曜日

就職成功の黄金律―29 来春卒業で内定がまだの人へ

大学3年生は、
そろそろ就職戦線に突入という季節なのでしょうが、
まだ内定をもらっていない来春卒業予定者も
たくさんいらっしゃるとのこと。

今年、企業側の都合から言えば、
企業側の買い手市場ということが言えるんでしょう。
 
確かに景気はよくないです。
 
しかし、報道されていますように、
学生は大手志向の人が多いため、
中小~中堅企業においては、
質、量とも予定に未達というところも多いようで、
そういった話を耳にすると、
本当に就職活動が下手な人が多いんだなぁと
思ってしまいます。
 
ということは、まだまだ、
採用をクローズしていないところは多いということ。

来春卒業予定で内定を獲得していない人、
これからが、勝負ですよ。

プライドとか、見栄とかは一旦忘れて、
自分は何が好きなのか、から考えてみましょう。
 
決して遅くはありません。
 
これまで何をしていたの?と聞かれたら、
堂々と、自分の適職とは何か、
自分が入りたい会社はどこかについて、
自分で考えがまとまらなかったので、
思うような就職活動ができていませんでした...
どこでもいいから、
片っ端から受けるようなことはできなかったんです...
と、答えましょう。

これまで、私が話してきたような考え方をして、
受けるところを決めて、
なぜ、この会社に入りたいのかをきちんと話せれば、
受かりますよ。

その際、何をやりたいかと聞かれたときは、
あまり職種にこだわりはないことを説明して、
なによりも、
その会社のブランド(商品やサービス)が気に入っちゃっていて、
そのブランド価値を高めるためには、
職種にはこだわらないんです
ということを強調してみましょう。

あと、なぜ、そのブランドが好きなのかについては、
実体験で話しましょう。
 
抽象的、一般論的な説明では、受かりません。
 
自分自身の体験を自分自身の言葉で語れば、
人の心は、必ず動かせます。
 
今回は、特別に、
何をヒントに企業選びをすればよいか、
お教えしましょう。
 
ずばり、見るのは、
専門紙(誌)、業界紙(誌)といったメディアです。
 
あなたが、狙いを定めたジャンルの
そういったメディアには、
大手のメディアには絶対に登場しないような、
(初めて見聞きする会社の)広告がたくさん載っています。
 
大きめの図書館には、
驚くほど多彩なメディアが揃っています。
 
その広告は、
もちろん求人広告ではありません。
 
しかし、この不景気な時に、
積極的に広告宣伝費を使っているということは、
少なくともその会社に活気はあるということです。
 
ですから、
その広告に載っている商品やサービスの中から、
自分の好きなモノ、興味を持てそうなサービスを選び、
それを実際に体験、経験してみるわけです。
 
どうですか。
 
なにか、展望が開けてくるような気がしませんか。
 
これまでの就職活動を振り返ってみて、
「なぜ、当社を志望するのですか?」と聞かれて、
みなさん、もちろん、
それなりの受け答えはできているのでしょうが、
面接官にしてみれば、
「それって、別にウチじゃなくてもいいわけだよね」
と思ってしまう内容になってはいませんでしたか。
 
志望する理由には、
実体験が散りばめられている必要があります。
 
そして、その実体験を通して感じた商品の良さ、
サービスの素晴らしさをあなたの言葉で
ぜひ、熱い気持ちを込めて訴えてみてください。
 
すると、あなたの言葉を聞いた人の心は、
動き出すのです。
 
まず、広告を見て、
商品・サービスを体験してから電話をかけます。
 
そう遠くないなら、
アポなしで訪問する手もないではありません。
 
アルバイトか、パートなら募集していますが、
と体よく断られても、
「人事ご担当の方に、話だけでも聞いていただきたい」
と頼み込むのです。
 
電話口(受付)の担当者は、その時点で、あなたが、
その会社の顧客だということがわかっていますので、
そうそう邪険にはできないはずです。
 
これまでに、
この作戦で内定を得たという人、
意外と多いんです。

もうひとつ、おまけ。

地方に帰りたい人は、
その地方のエリア紙(誌)
(折り込み広告も含めて=その地方の人に保管を依頼して)
で、企業探しをしてみましょう。

なんせ、新卒の求人媒体は、
めっちゃ広告料金高いんです。

経営状態のよい中堅・中小企業でも、
二の足を踏みそうな値段なので、
新卒求人メディアに載っていない優良企業は、
世の中にごまんとあることを
忘れないようにしましょう。