意外に自身ではわかっていないことが多いと思います。
というか、
自分のことを、
自身が一番よくわかっている…
ということは、ないと思います。
言いかたを換えますと、
自分の周りにいる人が、
自分をどう思っているかについては、
よくわかっている人は少ないないと言うと、わかっていただけるでしょうか。
わからない表現になってしまいましたが、
大切なのは、自分はこういう人間なんだ…
と確信し、
常にそう思っていても、
周りの人がそう思っていなければ、
自分が思うような人だと、
周りは思ってくれていないという事実です。
ですから、周りの気のおけない友人に、
自分のことは、他者からどのような人物に見えるかを
遠慮なしに語ってもらうという経験は、
自分を見つめなおすうえで、非常に有効です。
いくら、自分はこうだと思っていても、
他者がこうだ…と思う人が多ければ、世間におけるあなたは、
他者が思うあなたであり、
自分が思う私ではないのだ…
ということに気づかなければなりません。
自分らしさをもっと出そうと思うのか…、
他者がそう思うのであれば、
きっとそれが自分なんだ…と素直に受け入れ、
自身の特徴を見つめなおすのか…
それはあなたが好きなようにすればいい。
その段階で、こういう人になりたいんだから…
と、無理をしたり、
背伸びしたりするのは、待ったほうがいい。
あくまでも、
自身が周りからどのような人だと思われているか、
現実を知り、受け入れ、なぜ、そのような人物に見られているのか…
について、
よく考えるという作業が必要です。
そういえば、あのようなケースで、
自分はこのような行動をとっているなぁ、
だからそう思われているのかも…とかね。
お気づきでしょうか。
行動パターンに対する他社の反応
といってもいいでしょうか。
要は他者から見える仕草を変えることによって、
他者の自分を見るイメージは変わるということを。
でも、その仕草は、
自身にとって無理のない形であることが必要なのです。
慣れない行動パターンを
モチベーションなしに無理に続けることは
できませんし、それこそ長続きしませんから。