就職成功の黄金律－４７ 努力は無駄である!?

先日の日経本紙朝刊に
金田一 秀穂 さん のインタビュー記事が載っていました。

今回のタイトルとなっている
「努力は無駄である」ということ。

いったい、どういうこと．．．？
という、みなさんの不満に満ちた
疑問の声が聞こえてきそうです。

結論から言います。

本当に好きでやっていることならば、
それは「努力ではない」ということです。

逆に、嫌々する努力では、
な～んにも身につきませんよ...ということです。

なんか、すご～く私は共感してしまいますね。

このブログのテーマであるところの
「好きなこと、好きなもの、興味のあることを仕事に」
ということと同じ事を言ってますよね。

今度、国民栄誉賞を受賞するらしい長嶋さんだって、
天才といわれながら、
蔭では遠征の宿泊先の畳が
遠征のたびごとに擦り切れるくらい
深夜の素振りをしていたといいます。

でも、これは長嶋さんにとっては、
きっと「努力ではない」のだと思います。

とにかく長嶋さんは野球が「好き」なんですね。

だから、努力だなんて思わないし、思えない。

金田一さんも言っています。

「若い人たちには、楽しいと感じる
何かを見つけてほしい」と。

ご自身も、祖父、父の偉大な業績によって、色眼鏡で見られ、
就職もせず、パチンンコで飯を食っていたという話は有名です。

大学院を出て30歳頃、
ようやく楽しさを感じるテーマにめぐり会えたのだそうです。

みなさんは、日々の就職活動のなかで、
決して長くはない期間のなかで、
本当に好きなこと、楽しさを感じること、興味のあること、
そういったことに関係のあるものをつくっている会社、
そういったことに関連しているサービスを提供している会社を
選ぶ努力をしているでしょうか...

いや、表現を間違えました。

選ぶ「努力」ではありません。
選ぶことに「楽しみ」を見出しているでしょうか。

日々の就職活動に楽しさを感じられるようになれば、
これはもう、素晴らしい企業との出会いを予見せざるをえません。