FX情報の移動について

このブログは就職専門のブログです。 今後も、宣伝・広告の類は一切載せませんので、学校関係の方は、安心して学生にお薦めください。

2012年9月24日月曜日

就職成功の黄金律-4 地元に工場や研究所などの事業所や、子会社がある企業を選ぶと、将来…役に立つ

渡辺和彦さんは、大きいメーカーに入社し、 
事務系のジェネラリストとして、いくつかの部門を経験し、
30歳近くになりました。

渡辺和彦さんは、地元の人と結婚し、地元に住みたいと考えています。

しかし、地元からは、今勤務している本社には通えません。

ところが、渡辺和彦さんは、将来、こういうこともあろうかと、
実家から通えるところに工場を持つ会社に就職していたのでした。

渡辺和彦さんが使える人間であると組織から判断されていれば、
わりとすんなりと、異動の希望は叶うでしょう。

所属部門長から見込まれていれば、引き止められるでしょうが、
家庭の事情に色を付けて、
異動が駄目なら会社を辞めるしかなくなってしまう…と訴えれば、
普通の会社は異動を認めてくれるものです。

但し、あくまでもキーポイントは、
渡辺和彦さんが組織で「使える人材」である…と
認められていなければならないということです。

ですから、将来、勤務地を選ぼうと思ったら、
組織内での評価を高くしておかなければいけません。

もうひとつ大切なことは、なるべく多く、
地元の事業所に、仕事をつくって出張しておくことです。

出張先である地元の事業所から、存在を認識され、
人物を理解してもらっておくことは大変重要です。

その前提条件2つがクリアされていれば、異動はまず成功するでしょう。

異動するとき、その事業所が会社の本体組織に組み込まれていれば、
普通の異動で済みます。

しかし、子会社である場合は、出向か、転籍か、という問題になります。

どちらにもメリット、デメリットはありますので、
次章以降に、その点を考えてみましょう。

将来、転職せずに地元に帰りたい…と思う可能性のある人は、
以上のようなことを考えて企業選びをすることが求められます。